01 — Introduction
はじめに#
Versa は、漫画・文書・画像などを「本棚」にまとめて閲覧できる Android ビュアーアプリです。ファイルの置き場所は次の 2 通りに対応しています。
- 端末内のフォルダ — スマートフォンやタブレット本体に保存したフォルダを、そのまま本棚に登録して読めます。
- 共有(SMB) — 同じ Wi‑Fi につながった PC や NAS 上のフォルダに、SMB(Windows の共有フォルダなど)で接続し、本棚に登録して読めます。
対応形式は、画像(JPG / PNG / WEBP / GIF / BMP など)、アーカイブ(ZIP / CBZ / RAR / CBR / 7Z)、文書(PDF / EPUB)。フォルダを登録すれば、その中身を一覧してタップするだけで開けます。
02 — Quick start
使い方の流れ#
端末内のフォルダだけ使う場合
1
登録:「登録」タブの「ローカルフォルダ登録」で、読みたいフォルダを選び、本棚に追加します。
2
本棚で開く:「本棚」タブで登録したフォルダをタップし、中身のフォルダやファイルを選んで開きます。
3
設定で調整:「設定」タブで、ページの送り方・見開き・表示方向などを変更できます。閲覧中も歯車アイコンから同じ設定を開けます。
共有(SMB)のフォルダも使う場合
1
共有で接続:「共有」タブで、接続先の IP アドレス(と必要な場合はユーザー名・パスワード)を入力し「接続」をタップします。同じネットワーク上の PC や NAS を「SMB検索」で探すこともできます。
2
登録ボタンで本棚を登録:接続後、表示されたフォルダをタップして中身を開き、読みたいフォルダまで進んだら「登録」ボタンで本棚に登録します。
3
本棚で開く:「本棚」タブに登録したフォルダが並びます。タップして中身を開き、ファイルをタップすると閲覧できます。
4
設定で調整:同上。
03 — UI
画面構成(タブ)#
共有
ネットワーク上の PC や NAS(SMB)に接続し、そのフォルダを閲覧・本棚に登録するための画面です。ホスト(IP アドレス)を入力して「接続」すると共有一覧が表示され、フォルダをタップして階層を進めます。「SMB検索」では同一 Wi‑Fi 内の SMB 機器を自動検索できます。
本棚
登録したフォルダの一覧です。タップすると中身(サブフォルダやファイル)が表示されます。ここから漫画・PDF などを開いて閲覧します。
お気に入り
よく使うフォルダを登録しておき、すぐ開けるようにします。
履歴
最近開いたフォルダが一覧表示されます。続きから読むときに便利です。
登録フォルダ
本棚に登録済みフォルダを編集・整理する画面です。ロック・削除・一括操作などの管理を行います。新規登録は「ローカルフォルダ登録」または「共有」タブ(SMB接続後)から行います。
設定
アプリ全体の設定(表示・読み方・SMB・ロックなど)と、ビューアの設定(ページ送り方向・タップ位置・見開き・オフセット・自動送りなど)を変更できます。
04 — Formats
対応している形式#
画像
JPG · PNG · WEBP · GIF · BMP
アーカイブ
ZIP · CBZ · RAR · CBR · 7Z
文書
PDF · EPUB
05 — Register
フォルダの登録方法#
ローカル(端末内)
1
「登録」タブを開き、「ローカルフォルダ登録」をタップします。
2
端末のフォルダ選択画面で、読みたいフォルダを選びます。
3
選んだフォルダだけにアクセス権が付与されます(Storage Access Framework)。他のフォルダにはアクセスしません。
SMB(ネットワーク)
1
「共有」タブで SMB サーバーに接続します(次章「SMB 接続のしかた」を参照)。
2
登録したいフォルダまで階層を進みます。
3
「登録」ボタンで本棚に登録します。
06 — SMB
SMB 接続のしかた(共有タブ)#
1
ホスト欄に、接続先の IP アドレスを入力します(例: 192.168.0.10)。
2
必要な場合は、ユーザー名とパスワードを入力します。匿名でよい場合は空欄のままにします。
3
「接続」をタップすると、そのホストの共有一覧が表示されます。
4
表示されたフォルダをタップして中身を閲覧し、本棚に登録したりお気に入りに追加したりできます。
共有一覧が表示されない NAS では、ホスト欄に 「192.168.0.10/共有名」 のように共有名まで入力すると接続できる場合があります。
SMB 検索
「SMB検索」を使うと、同じネットワーク内の SMB 対応機器(PC や NAS)を自動で探します。一覧に表示されたホストをタップして接続できます。見つからないときは「リロード」で再検索してください。
07 — Bookshelf
本棚での操作#
- 長押し — フォルダやファイルを長押しすると、メニューが表示されます。お気に入り追加・削除・移動先の選択などができます。
- 編集モード — 本棚画面の編集ボタンから、複数選択してまとめて移動・コピー・削除などができます。
- 表示形式 — 本棚の表示を「リスト」と「本棚(グリッド)」で切り替えられます(設定のメイン画面から変更可能)。
- 本棚の更新 — 一覧を下に引っ張る(プルリフレッシュ)か、画面上部のリロードボタンで再読み込みできます。
08 — Manage
登録フォルダの編集・一括操作#
登録フォルダ画面では、本棚やお気に入りと同様に編集(ペン)ボタンで選択モードにできます。
- 編集ボタン — 画面上部のペンアイコンをタップすると、一覧が選択モードになり、各行にチェックボックスが表示されます。
- 選択 — 行をタップするかチェックボックスで、複数フォルダを選択できます。
- 行のメニュー — そのフォルダだけのメニュー(ロック・ロック解除・削除)を開けます。
- 一括メニュー — 画面上部の一括メニューから、全て選択・全て解除・まとめて削除・まとめてロック・まとめてロック解除ができます。
- 編集を終える — ×ボタンで選択モードを終了し、選択も解除されます。
09 — Reader
閲覧中の操作と設定#
基本操作
- ページ送り — 画面の左右どちらかをタップすると、設定した方向にページが進みます。
- 操作バー — 画面をタップして表示。戻る・ホーム・歯車(表示・読み方の設定)・お気に入り追加などが使えます。
- 歯車アイコン — その場でビューア設定(ページ送り方向・タップ位置・見開き・オフセット・自動送りなど)を開けます。
- 縦スクロール — 設定で「縦」を選ぶと、縦方向にスクロールして読めます。
ビューアの設定項目
設定タブの「ビューア」では、次の項目を変更できます。
- ページ送り方向(右開き/左開き)
- タップで進む位置(左側/右側)
- スクロール方向(横/縦)
- 見開き(1P/2P)
- オフセット(見開きのページずれを修正。表紙を単独表示にも使用)
- 自動送りの間隔
- アニメーションの有無
「メイン画面」では本棚の表示形式(リスト/本棚)やタブの表示、「セキュリティ」ではフォルダのロックや PIN・生体認証を設定できます。
10 — Security
ロックとセーフティモード#
フォルダをロックすると、開くときに PIN の入力が必要になります。設定で PIN を設定してください。生体認証(指紋・顔)でロック解除することもできます。設定のセキュリティで有効にしてください。
セーフティモードで非表示になるもの
セーフティモードを有効にすると、「ロック状態」の間は次のように表示が変わります。
- 本棚・お気に入り・登録フォルダの各一覧で、ロックしたフォルダが表示されません。他人の目に触れにくくできます。
- 履歴タブもロック中は非表示になり、タブバーから選べなくなります。
- ロックした本棚の中や、ロックしたお気に入りのスタックを開いていた場合は、自動で登録フォルダのルートなどに戻ります。
バックグラウンドでの挙動
- アプリをバックグラウンドにしたとき(別アプリに切り替え・ホームに戻る等)や、画面オフ(スリープ)になると、自動で「ロック状態」になります。
- バックグラウンドに移る直前に、画面を黒いオーバーレイで覆うため、マルチタスク(最近使ったアプリ)のスクリーンショットには内容が写りません。
- 再度アプリを開くと、まず黒い画面から PIN 入力(または生体認証)画面に切り替わり、正しく解除するまでロックしたフォルダは一覧に表示されず、履歴タブも出ません。
- セーフティモードを ON にした直後や、アプリ起動時(セーフティモード ON の場合)も、最初からロック状態で始まります。
11 — PIN
PIN について#
- PIN の設定・変更・削除は、設定の「セキュリティ」で行います。
- PIN の削除は、生体認証(指紋・顔)で本人確認してから削除できます。設定で生体認証を有効にしていれば、削除時に生体認証ボタンが表示されます。
- PIN を忘れた場合は、端末の「アプリ情報」から本アプリのデータを削除する必要があります。その際、登録フォルダの一覧や履歴も消えますので、再度フォルダを登録し直してください。
12 — Wear OS
Wear OS 連携#
スマートフォンに Wear OS スマートウォッチをペアリングしておくと、閲覧中のページを時計側に送信してそのまま読むことができます。ベゼル(回転リューズ)でのページ送りにも対応しています。
- スマートフォン側の設定「ウォッチ連携」から接続先のウォッチを選択します。
- ウォッチ側アプリを起動すると、スマートフォンで開いているページがそのまま転送されます。
- ウォッチ上で次/前のページ送り、ズーム、ホームへ戻るなどの操作が行えます。