はじめに#
Versa は、漫画・文書・画像などを「本棚」にまとめて閲覧できるビュアーアプリです。Android(スマホ・タブレット・TV・Wear OS)と iPhone / iPad / Apple TV に対応しています。ファイルの置き場所は次の通りです。
- 端末内のフォルダ — スマートフォンやタブレット本体に保存したフォルダを、そのまま本棚に登録して読めます。
- 共有(SMB) — 同じ Wi‑Fi につながった PC や NAS 上のフォルダに、SMB(Windows の共有フォルダなど)で接続し、本棚に登録して読めます。
- Komga — 自宅などの Komga ライブラリを本棚から開けます(Pro。iOS は Kavita にも対応)。
対応形式は、画像(JPG / PNG / WEBP / GIF / BMP など)、アーカイブ(ZIP / CBZ / RAR / CBR / 7Z)、文書(PDF / EPUB / TXT / MD)。フォルダを登録すれば、その中身を一覧してタップするだけで開けます。
使い方の流れ#
端末内のフォルダだけ使う場合
共有(SMB)のフォルダも使う場合
画面構成(タブ)#
対応している形式#
フォルダの登録方法#
ローカル(端末内)
SMB(ネットワーク)
SMB 接続のしかた(その他 → 共有)#
SMB 検索
「SMB検索」を使うと、同じネットワーク内の SMB 対応機器(PC や NAS)を自動で探します。一覧に表示されたホストをタップして接続できます。見つからないときは「リロード」で再検索してください。
本棚での操作#
- 長押し — フォルダやファイルを長押しすると、メニューが表示されます。ブックマーク追加・削除・移動先の選択などができます。
- 編集モード — 本棚画面の編集ボタンから、複数選択してまとめて移動・コピー・削除などができます。
- 表示形式 — 本棚の表示を「リスト」と「本棚(グリッド)」で切り替えられます(設定のメイン画面から変更可能)。
- 本棚の更新 — 一覧を下に引っ張る(プルリフレッシュ)か、画面上部のリロードボタンで再読み込みできます。
登録フォルダの編集・一括操作#
登録フォルダ画面では、本棚やブックマークと同様に編集(ペン)ボタンで選択モードにできます。
- 編集ボタン — 画面上部のペンアイコンをタップすると、一覧が選択モードになり、各行にチェックボックスが表示されます。
- 選択 — 行をタップするかチェックボックスで、複数フォルダを選択できます。
- 行のメニュー — そのフォルダだけのメニュー(ロック・ロック解除・削除)を開けます。
- 一括メニュー — 画面上部の一括メニューから、全て選択・全て解除・まとめて削除・まとめてロック・まとめてロック解除ができます。
- 編集を終える — ×ボタンで選択モードを終了し、選択も解除されます。
閲覧中の操作と設定#
基本操作
- ページ送り — 画面の左右どちらかをタップすると、設定した方向にページが進みます。
- 操作バー — 画面をタップして表示。戻る・ホーム・歯車(表示・読み方の設定)・ブックマーク追加などが使えます。
- 歯車アイコン — その場でビューア設定(ページ送り方向・タップ位置・見開き・オフセット・自動送りなど)を開けます。
- 縦スクロール — 設定で「縦」を選ぶと、縦方向にスクロールして読めます。
ビューアの設定項目
設定タブの「ビューア」では、次の項目を変更できます。
- ページ送り方向(右開き/左開き)
- タップで進む位置(左側/右側)
- スクロール方向(横/縦)
- 見開き(1P/2P)
- オフセット(見開きのページずれを修正。表紙を単独表示にも使用)
- 自動送りの間隔
- アニメーションの有無
「メイン画面」では本棚の表示形式(リスト/本棚)やタブの表示、「セキュリティ」ではフォルダのロックや PIN・生体認証を設定できます。
ロックとセーフティモード#
フォルダをロックすると、開くときに PIN の入力が必要になります。設定で PIN を設定してください。生体認証(指紋・顔)でロック解除することもできます。設定のセキュリティで有効にしてください。
セーフティモードで非表示になるもの
セーフティモードを有効にすると、「ロック状態」の間は次のように表示が変わります。
- 本棚・ブックマーク・登録フォルダの各一覧で、ロックしたフォルダが表示されません。他人の目に触れにくくできます。
- 履歴タブもロック中は非表示になり、タブバーから選べなくなります。
- ロックした本棚の中や、ロックしたブックマークのスタックを開いていた場合は、自動で登録フォルダのルートなどに戻ります。
バックグラウンドでの挙動
- アプリをバックグラウンドにしたとき(別アプリに切り替え・ホームに戻る等)や、画面オフ(スリープ)になると、自動で「ロック状態」になります。
- バックグラウンドに移る直前に、画面を黒いオーバーレイで覆うため、マルチタスク(最近使ったアプリ)のスクリーンショットには内容が写りません。
- 再度アプリを開くと、まず黒い画面から PIN 入力(または生体認証)画面に切り替わり、正しく解除するまでロックしたフォルダは一覧に表示されず、履歴タブも出ません。
- セーフティモードを ON にした直後や、アプリ起動時(セーフティモード ON の場合)も、最初からロック状態で始まります。
PIN について#
- PIN の設定・変更・削除は、設定の「セキュリティ」で行います。
- PIN の削除は、生体認証(指紋・顔)で本人確認してから削除できます。設定で生体認証を有効にしていれば、削除時に生体認証ボタンが表示されます。
- PIN を忘れた場合は、端末の「アプリ情報」から本アプリのデータを削除する必要があります。その際、登録フォルダの一覧や履歴も消えますので、再度フォルダを登録し直してください。
Wear OS 連携#
スマートフォンに Wear OS スマートウォッチをペアリングしておくと、閲覧中のページを時計側に送信してそのまま読むことができます。ベゼル(回転リューズ)でのページ送りにも対応しています。
- スマートフォン側の設定「ウォッチ連携」から接続先のウォッチを選択します。
- ウォッチ側アプリを起動すると、スマートフォンで開いているページがそのまま転送されます。
- ウォッチ上で次/前のページ送り、ズーム、ホームへ戻るなどの操作が行えます。